ヴァンパイア・クロニクルズ 著／アン・ライス

ヴァンパイア・レスタト〈上〉 (扶桑社ミステリー)
ヴァンパイア・レスタト〈下〉 (扶桑社ミステリー)
amazonに画像がなかったのが口惜しいですが…
とにかくこれは紹介せねば…なにせ
バイブルです(-"-;)
小5で読んで、当時『はやすぎた！』と自覚(笑)した作品!

哲学書と言ってもいいくらいに、神とは、生きることとはが書かれていると思います。
バイオレンスではないですが、かなりショッキングでした。
(そして日本では何故か一巻のみハヤカワ出版な不思議作品)
→夜明けのヴァンパイア (ハヤカワ文庫NV)
『夜明けのヴァンパイア』は映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の原作で、吸血鬼を自称する男にインタビューする形式で、彼の半生を語るというもの。
この主人公のルイも魅力的ですが、何よりその彼の、吸血鬼としての生みの親、レスタトがほんとうに魅力的です。
人間として、とても魅力的なのだ！

なので、この『ヴァンパイア・クロニクルズ』は、レスタトが主人公となる２巻から読むのがおすすめです(^-^*)わけ分からないって？
読めば分かるさ！！
少し彼の魅力を言えば、
すべて衝動で行動しているかのようで、掟は破るもの、というよりは「破らないと自分が死んでしまう」とでも思っているかのようで、そしてどんな突拍子もないことも全部本気と書いてマジでやる…「やんちゃ王子」な点です！とにかく
読めば分かる(二度目)
まぁ微妙に詳しいことは追記に。

独り言:月曜日だけどーー日曜に更新してないし(^-^*)それにしても久しぶりにまじめ！

ヴァンパイア・クロニクルズの第２巻からはレスタトが主人公になります。

自分が吸血鬼だと知ってもらいたくて、バンドでカミングアウトしたりとか。
おかげですごいモノを呼び起こしたりとか。
人間にちょっとだけ戻ってみたくて、取り返しのつかないことになりそうになったり。果ては天国に行ったりもします。そして結局すごいことになってしまいますが。
とにかく読んでほしい(笑)

人間よりも人間らしく生きているようにも見え、それでいて神様のよう。周りの登場人物達も、長生きだったり、悟ってたり、そのわりにちょっと浅はかだったりで、とても面白い。
いまだに脇役を主人公にした番外編も書かれているので、そちらもどうぞーー(´u`)ノ